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お店について

​―素朴な中に癒しを求めるあなたに―

街の雑踏から逃れ人里離れた片田舎、移築した築約150年の古民家、昔ながらの雰囲気の中、タイムスリップしたような懐かしい郷愁を感じながら、懐石風の少し豪華な食事とともに、静かに流れゆく贅沢なひと時を過ごしてみませんか? 

 「田舎」・・・この言葉から、いま我々が時代の流れと共に置き忘れてきた、心のよりどころが存在するように思えます。

 

 現代は便利さの追求により、時の流れがすごく早くなり、それについてこれなくなっている人が増え、その結果、心に余裕を持つことが難しく、ストレスを感じることが多くなったように思います。

 

 数十年前「そんなに急いでどこへ行く」なんて言葉をよく聞いたものでしたが、今はもっと急いでいるように感じます。

ですので、ゆったりとした時間を過ごすことは現代人にとって必要ではないでしょうか。


 「田舎でのんびりとした気分を味わいたい」。そう感じる人は意外と多いように思います。そんな気分を一人でも多くの方に味わってもらいたいとの思いから、新たな店作りを思い立ちました。

 そこであまり不便でなく町からさほど離れていない近場でありながら、静かで鳥や虫の声に囲まれ空気がきれいで田舎の趣を残し、その上見晴らしも良いこの桜井市高家(たいえ)を選び、約2年がかりでようやく店が完成しました。

 田舎といえば、縁側でトウモロコシを食べたり花火をしたり、雨戸も障子も開けはなし、涼風の中での昼寝。そんな田舎を象徴する建物といえばやはり古民家。いろいろ探した結果、滋賀県にちょうど良い大きさの築約150年の茅葺民家が見つかり移築。

 お客様には田舎に帰ってきたような気分を味わっていただけるよう建物にはあまり手を加えず、当時の趣を残すようにしました。気楽にご来店いただき、ゆったりとした時間を過ごしていただきたいと思っております。


 お料理につきましては一例ですが、裏山や近隣の山々で採れた山野草のお浸しや天ぷら、自家製野菜で作る新鮮かつ色とりどりの前菜など、旬の食材を存分に使い、五感で味わっていただけますよう、1品1品心を込めて調理させて頂いております。また、お米は厳選した奈良県産ヒノヒカリのみを使用し、昔ながらの釜戸で薪を用いて炊いた、ふっくらつやつやのご飯をおひつにてご提供(白米でご提供の場合)、お米本来の自然な甘みを存分に味わって頂けます。

※上記お料理の内容は一例です。季節・コースなどにより変更になる場合がございますので、予めご了承くださいませ※

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